高騰するNFT、ブロックチェーンの可能性

NFT
この記事は約4分で読めます。

NFTを理解する良いサンプルがあるので、ご紹介します。

NFTとは、以下で書いていますので、ご興味あれば読んでみてください。

ブロックチェーンのNFTとは
こんにちは。今日はNFTについて紹介してみようと思います。 1, 今までの経緯 今年に入り突如注目を集め、大きな話題となったキーワードの1つに「NFT」があります。さまざまなメディアでNFTに関するニュースや事例が取り上げられて...

 

価格高騰が半端ないので、今回はその中のCryptoPunksのNFTについて紹介したいと思います。

 

1,最古のNFTプロジェクト=CryptoPunks

 2016年頃にさかのぼります。Bitcoin(ビットコイン)ブロックチェーン上にメタデータを付与することで、それぞれのビットコインに一意性(ユニーク性)を持たせる実験が行われたが、うまくいかず、続かなかった。

 そして、Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーンにおける初めての実験は、2017年に登場した 「CryptoPunks」。CryptoPunksは、1万個のユニークな24×24ピクセルの画像であり、ブロックチェーン上に所有情報が記載されている。 このピクセル画像は、発売元からイーサリアムで売り出されるとともに、マーケットプレイスも提供されてきた。

CryptoPunks
10,000 unique collectible characters with proof of ownership stored on the Ethereum blockchain.

2,現在の価格

自社のマーケットプレイス以外のNFTマーケットプレイスでも売買できることから流動性が生まれ、同時に1万個という供給制限が希少性と話題性とブランド力を生み出した結果、3月11日には、この1つのピクセル画像に4,200ETH(約8億1400万円)の値がつくまでになった。アンティークコインやビンテージワインのように市場の原理で価格が上昇したと言えます。下の図です。図の左の2つが4,200ETHですね。

3,なんで、こんな高い値がつくの??

  • 仮想通貨の価格上昇
  • Dapper Labs(ダッパーラボ)のNBA Top Shot(NBAトップショット)の人気上昇
  • 英老舗オークションハウスのChristie’s(クリスティーズ)でNFTを用いて制作されたデジタルアートの競売
  • 物理的な収集品市場の復活など

が、理由としてあげられるかと思います。NFTへの関心が高まり、このような不思議な商品への投資に対する心理的なハードルが低くなったのでしょう。いまはいろんな解釈ができると思います。

もっと単純な解釈は、熱狂的コレクターがこの価格相当の価値があると感じているからなんでしょう。

4,本当の価値は?

本当の価値はブロックチェーン上で構成されていることです。

ブロックチェーンは「価値交換のプロトコル」となる可能性があり、これを体現しているのがNFTであると言えます。たとえば現状、アーティストが作品を販売した場合、彼らは初回の販売時にしか収益を得ることができない。だがNFTを使って作品を販売すれば、ブロックチェーンの仕組みを活用して二次流通以降も収益として得られるような仕組みにできる。つまり、今まで不可能であった、価値交換エコシステムを創造する可能性を秘めています。

5,まとめ/これからの期待

あくまでもこれらには可能性があるが、社会認識、社会実装になるかはこれからですが。

日本はマンガ、アニメ、キャラクター、ゲームなど日本には世界に誇るさまざまななコンテンツがあります。これらを、NFTによってそれらを発信することで、NFT市場を盛り上げていけるのではないかと感じます。

ブロックチェーンを理解する書籍を紹介して、終わりにしたいと思います。

また、今度はNFTはマネーロンダリング対象にならないか勉強したいと思います。不謹慎ですが、裏流通があってこそ社会浸透するものと思っているからです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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