バルサラの破産確率表を原書から紐解く
そもそも「バルサラの破産確率表」は、Nauzer J. Balsara(ナウザー・バルサラ)が1992年に出版した著書「Money Management Strategies for Futures Traders」で解説した理論です。
上記ポイントが”50未満なら破産しなく、増えていきますよ”っていう表ですね。”0”のセルは”たくさん増えますよ”ってみるか、こんなセルは見る価値なしとするか意見が分かれるところです。皆さんは”0”のセルをどうみますか? ほんと”0”のセルは謎です。もちろん、破産しませんよと表面上は理解できます。
最近興味深いtwitterがあったので、引用したtwitterがこれです。
かなり実践的なところを抽出していると思う。 https://t.co/zL3784SHfF
— Alex_fx (@Alex_fx_2020) August 9, 2021
バルサラの破産確率表の一部をあえて抽出して表記していますね。”0”のセルは”のところは記載していませんね。この一部というところがポイントなんです。要はこの一部が重要で、それ以外は現実的でないといっているよう。改めて、バルサラの破産確率表を見てみましょう。Twitterに投稿したbinanceの表示を赤線で枠を付けてみました。
どうですか? 本当に現実的なところはこの赤枠の中及び枠付近なのではないでしょうか?市場はランダムです。勝率を重視するあまりコツコツドカンになってはいませんか?負けは嫌なのでどうしてもそういう心理は働きます。プロスペクト理論です。でも違うのですね。きちんとリスクリワードを確保して、勝率に妥協するのが王道といっています。なるほど!
自分へ対しての戒めでした。
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